春日流八幡鹿踊「一番庭」@2021東北DC新花巻駅前公演
さて本日は、2021年5月2日に行なわれた東北DC新花巻駅前公演から春日流八幡鹿踊で一番庭です。
この東北北デスティネーションキャンペーンは東北DC推進協議会と JR グループがは、今年 4 月から9 月まで「観光の力で東北を元気に」という趣旨で様々な特別企画を展開しているもののようです。
その中でも、岩手では民俗芸能を全面に打ち出した企画が多く計画され、普代村の鵜鳥神楽公演、大槌町での芸能篝火公演、そして北上みちのく芸能祭など多彩です。
そして、今回は東北新幹線新花巻駅前で鹿踊という企画でした。
ということで、春日流八幡鹿踊です。
由来について
「石鳥谷町八幡の春日流八幡鹿踊は、花巻市東和町の春日流落合鹿踊の流れを汲んでいる。
和賀郡落合村(現花巻市東和町)の小原善右衛門より稗貫郡関口(現石鳥谷町関口)の藤根寅蔵他に伝授され、明治10年に八幡村島岡部落の上川長蔵が関口の藤根鶴蔵・金太郎から伝授された。」
ということです。
頭や装束など独特のものがあります。
この日は一番庭
太鼓の調べに続いて庭誉め
次いで 中立に一狂いと二狂いが加わって三人狂い
この両腕を広げてササラを返す所作は、鹿の子が飛び跳ねて遊んでいるような風情を出してます。
立てや白鷺で陣形を戻して、最後にキリで舞納めます
〽 太鼓のしらべ きりりとしめて ささらを揃え きりとほめそろ
いつか八幡鹿踊の地元での奉納を見てみたいと思います。
動画でどうぞ
