口内鬼剣舞「三人加護」@2021北上展勝地桜祭り民俗芸能公演
さて本日は、2021年5月3日に行なわれた北上展勝地桜祭り民俗芸能公演から口内鬼剣舞で三人加護です。
口内鬼剣舞は岩崎鬼剣舞から伝授されたので岩崎系ということになりますが、一方で後に滑田鬼剣舞から四演目を伝授されたので滑田系の演目もできるというハイブリッドな団体です。
なので三人加護です。
最初に赤面と青面が出て力強く反閇を踏みしめ、扇を採って踊ります。
滑田鬼剣舞ではこの二人舞をダイと称しているようです。
白面と三人揃った隊形が鼎になるので、二人は白面を押し戴く台ということでしょうか。
途中から後方にスタンバイする白面 威厳があります。
オカドの演奏が神楽拍子に変わり、白面の鬼が入り三人での扇舞、そして幣舞へと続く。
念仏剣舞の発祥段階では修験者が大きく関わったとされるため、その内容には神楽の要素が多分に含まれているが、三人加護もそのひとつ。
動画でどうぞ
