鳩岡崎座敷田植踊@2021北上展勝地桜祭り民俗芸能公演
さて本日は、2021年5月3日に行なわれた北上展勝地桜祭り民俗芸能公演から鳩岡崎座敷田植踊です。
意外なことに鳩岡崎座敷田植踊は当ブログでは初掲載です。
ということで由来について
「安政年間(1854~1859). 鳩岡崎の住人数名が農閑期を利用して仙台藩黒川郡七ツ森地域(現宮城県富谷市)に出稼ぎに行き、その地の有名な芸能、座敷田植踊に見とれていたところ、熱心な観察さを見込まれ婿養子に声をかけられた。数ヶ月後、踊りを身に付け婚礼の日取りまで決まっていた婿養子を断り、郷里に帰り地域民に普及指導した。
明治40年頃は盛んだったが、その後消長を繰り返し、昭和前半頃に復活。
平成3年4月に鳩岡崎座敷田植踊として保存会を設立した。」
ということです。
昔は小正月に門かけをした。十四日に笠揃えをして、二十日頃に笠こわしで納めた。
現在は地元の公民館で踊ることが多いという。
踊り手はエンブリ、踊り子はカッコ、ショウトメ、アヤ取り。
演目は十五とおりあり、屋柄踏み、畔切り、開田打ち、年の始め、朝よはか、さんにゃ節、ひるし引き、吹き方、つき方、ツンバクラ、銭太鼓、納め方、よごやぐれ、代洗い、上がりはか、となっている。
この他に、お花があがると礼踊り、誉め言葉が入ると返し言葉があるというが、正に仙台田植踊の系統を引くということがわかる。
この日の演目は、年の始め、朝よはか、つき方、納め方、よごやぐれ、銭太鼓、代洗い、上がりはかでした。
この予祝芸能で今年の作柄も約束されました!
動画でどうぞ
