早池峰獄流石鳩岡神楽「屋島舞」@2021古峯神社祭礼
さて本日は、2021年5月2日に行なわれた古峯神社祭礼から早池峰獄流石鳩岡神楽で屋島舞です。
さて、屋島です。
能楽では修羅物の演目ですが、山伏神楽でも旅の僧の夢物語として描かれて夢幻能のような筋立てになっています。
また、番楽でも好んで上演される演目で、源平合戦の屋島の戦を描写した佳曲とされています。
幕出し唄
〽 ようよう急ぎ行くほどに ようよう急ぎ行くほどに 屋島の浦にぞ着きにけり
旅の僣が屋島に住む漁翁に一夜の宿を乞う。
その夜、客僧の求めに応じて漁翁は屋島での源平合戦の様子を語り出す。
源義経の勇士ぶり、悪七兵衛景清と三保谷での錣引。
激戦の中で佐藤嗣信が義経をかばって能登守教経の矢先に倒れた最期などを語る。
余りに詳しく語る漁翁に旅僧が名を尋ねると、義経の霊であるとほのめかし消え失せる。
夏草や兵どもが夢の跡 ということか
動画でどうぞ
