谷地鬼剣舞「三人加護」@2021北上展勝地桜祭り民俗芸能公演
さて本日は、2021年4月24日に行なわれた北上展勝地桜祭り民俗芸能公演から谷地鬼剣舞で三人加護です。
由来について
「明治43年創始、大正元年旧七月十五日に同じ江釣子村(現北上市)滑田組からの小原倉治らを師匠に迎えて谷地庭元高橋金助、高橋利右衛門に相伝された。この際の供養碑を建立した。昭和40年代に一時中断したが、昭和52年に復活し保存会を組織して活動している。例年9月19日には地元江釣子神社例祭に奉納している他、盆回向の門付けも行っている」ということです。
で、滑田系なので三人加護を伝承しています。
最初は赤面と青面が出て力強く反閇を踏みしめ、扇を採って踊り、途中から笛の調子が変わり、白面の鬼が入ります。
幣束を持つことや神楽拍子で踊るという特徴があり、大変見応えのある演目となっています。
念仏剣舞の発祥段階では修験者が大きく関わったとされるため、その内容には神楽の要素が多分に含まれているが、三人加護もそのひとつ。
以上で公演終了。この日は桜日和のいい天気でした。
谷地鬼剣舞の皆様見事で和やかな上演ありがとうございました。
動画でどうぞ
