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2021.04.28 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ剣舞

谷地鬼剣舞「宙返り」@2021北上展勝地桜祭り民俗芸能公演

さて本日は、2021年4月24日に行なわれた北上展勝地桜祭り民俗芸能公演から谷地鬼剣舞で宙返りです。

その前に由来について

「明治43年創始、大正元年旧七月十五日に同じ江釣子村(現北上市)滑田組の小原倉治らを師匠に迎えて谷地庭元高橋金助、高橋利右衛門に相伝された。この際の供養碑を建立した。昭和40年代に一時中断したが、昭和52年に復活し保存会を組織して活動している。例年9月19日には地元江釣子神社例祭に奉納している他、盆回向の門付けも行っている」ということです。



この日の宙返りは親子共演ということのようでした。

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神楽や田植踊その他の芸能一般にもあることですが、通常の演目が続いた後に、小休憩的な余興芸を出すことが多く見られます。

それは、緊迫した演目が続いて演者も観客も一服入れたくなった時に、場を和ませたり、珍しい所作や唄などによって趣向を変えたりして飽きないようにというくふうでもあります。
しかしながら、この余興余芸の部分で、演者の芸の幅が見て取れたりもして楽しい。

難易度が高いですがこの少年は見事に宙返りしました。 拍手!

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鬼剣舞でのそういった演目に宙返り、膳舞、カニムクリなどがあり、これらはおそらくは山伏神楽から引いた芸といえる。

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宙返りは、刀を1本から8本まで増やしながら持ち宙返りしながら踊る1人舞。

一昨年のさくらの前広場でも谷地鬼剣舞さんは親子で宙返りをしていましたが、伝承にかける心意気が伝わります。

IMG_561120210424153844.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2021.04.28 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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