遠野八幡神楽「恵比寿舞」@2008遠野八幡神社出雲大神祭
さて本日は、2008年5月5日に行なわれた遠野八幡神社出雲大神祭にて奉納された遠野八幡神楽から恵比寿舞です。
八幡神楽は遠野山伏系の神楽で、明治維新前までは遠野一円の山伏が集まって神楽を奉納し、明治になって修験廃止後に上組町の竜法院が中心となって神楽組を結成したのが始まりということです。
早池峰神楽を元にしながら浜神楽等の影響なども受けながら独特の奏楽と舞が展開されます。
その故か、内陸部の神楽でありながら浜で演じられることの多い恵比寿舞を伝承している。
前半は恵比寿のネリの舞で、竿を出して釣りをする所作から早拍子になり、舞台脇で鯛を持った者とのやりとりがあり、鯛を仕留めるまでがクライマックスとなる。
目出度く鯛を仕留めて陸の豊作、浜の大漁を予祝して舞納めます。
動画でどうぞ
