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2021.04.05 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

春風にカンナガラが舞う 綾織しし踊り

4月3日に遠野市にある道の駅「遠野風の丘」がリニューアルオープンしたということで春風に誘われるままに出かけてきました。

「風の丘」は道の駅の中でも、特に地域活性化に貢献している「全国モデル」6カ所の一つに選ばれていて、東日本大震災後は沿岸被災地への後方支援の拠点ともなった。
しかしながら釜石自動車道が全線開通となった後は何となく客足が遠のいていた感じがありました。

何はともあれ、遠野市の観光交流拠点であることには変わりはないので、これからも足繁く通うことになると思います。



ということで、本日はそのオープニングイベントを飾った綾織しし踊りについてです。

由来は、綾織町中宿の金成という屋号の家の先祖が、宮城県栗原郡金成村のしし踊りを伝えたとの言い伝えがある。かつては中宿集落だけで踊っていたので中宿しし踊りと呼ばれていた。

伝承する演目は、飛び拍子、膝だい、中切り、雌鹿ぐれえ、柱がかり、小切り、引き葉、それに儀礼の投げ草がある。

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綾織しし踊りは、遠野市綾織町の中宿、日影集落を中心に伝承されていたが、昭和3年に砂子沢集落でも習得して2組になった。
その後、昭和37年に綾織しし踊り保存会を結成する際に両組が一つになって伝承されているということです。

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柱がかり 力入るね~

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昨年来のコロナ禍で、遠野の幕獅子にはトンとお目にかかれずにいましたが、久しぶりに見ることができて感動しごく。

この日は、遠野駅前でも上柳しし踊りも出演していたそうなので、ようやく遠野の獅子たちも動き出したなという感じです。
遠野春祭りが楽しみです。

IMG_541420210403113602.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2021.04.05 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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