谷地鬼剣舞「三人加護」@2020鬼の館芸能公演
さて本日は、2020年10月4日に行なわれた鬼の館芸能公演から谷地鬼剣舞で三人加護です。
その前に再度、谷地鬼剣舞の由来について
「明治43年創始、大正元年旧七月十五日に同じ江釣子村(現北上市)滑田組の小原倉治らを師匠に迎えて谷地庭元高橋金助、高橋利右衛門に相伝された。この際の供養碑を建立した。昭和40年代に一時中断したが、昭和52年に復活し保存会を組織して活動している。例年9月19日には地元江釣子神社例祭に奉納している他、盆回向の門付けも行っている」ということです。
三人加護は滑田系にのみ伝承される演目で、現在の岩崎系では踊られていません。
念仏剣舞もその発祥段階では修験者が大きく関わったとされるため、その内容には神楽の要素が多分に含まれています。
最初は赤面と青面が出て力強く反閇を踏みしめ、扇を採って踊り、途中から笛の調子が変わり、白面の鬼が入ります。
幣束を持つことや神楽拍子で踊るという特徴があり、大変見応えのある演目となっています。
動画でどうぞ
