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2021.02.28 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

達谷窟毘沙門神楽「御神楽、くずし舞」@2021平泉・奥州・金ケ崎 福興舞

さて本日は、2021年2月21日に奥州市水沢横町のメイプル西館で行なわれた平泉・奥州・金ケ崎福興舞から達谷窟毘沙門神楽で御神楽とくずし舞です。

達谷窟毘沙門神楽さんの由来について

「平泉町の達谷地区に伝わる神楽は、江戸時代達谷村の鎮守だった窟毘沙門堂の奉納神楽として、西光寺脇院で羽黒派修験の鏡覺院により舞われてきた。窟毘沙門堂の神楽の歴史は古く、寺に伝わる獅子頭(権現)は室町時代の作と思われ、中世に遡る県内屈指の古い芸能とされている。」とあります。

また、明治初期、水沢市北下幅神楽と、大正初期水沢市瀬台野神楽を指導し交流がなされていた。
現在の神楽は、昭和四八年、平泉町平泉字上窟の阿部幸吉師匠の指導により復活したものである。
古い庭元のことは不明であるが、現在照井幸男が代表者となり世話している」

とありますが現在の代表は照井幸男の娘さんの照井幸子さんです。

御神楽での胴取は、この日太鼓デビューということでした。
達谷窟毘沙門神楽さん、層が厚くなってきました。



達谷窟毘沙門神楽さんは文字通り平泉の達谷窟毘沙門堂 別當達谷西光寺に奉仕する神楽として有名であります。
毘沙門堂での例祭には必ず窟内で御神楽を奉納しています。

4000222055.jpg

次にくずし舞です。
この演目の胴取は照井幸男の娘さんの孫にあたる照井久美さんです。

この舞は岩戸開きの演目の最後に、世の中が明るく開けたことを寿ぐ歓喜の舞です。

4000676642.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2021.02.28 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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