雄勝法印神楽「日本武尊」@2014第20回大乗神楽大会
さて本日は、2014年6月8日に行なわれた第20回大乗神楽大会から招聘団体の雄勝法印神楽で大和武尊です。
やはり浜の法印神楽の締めは日本武尊に限ります。
素戔嗚尊が八岐の大蛇を退治した際に尾から取り出した天叢雲の剣を熱田神宮に奉納した。
それを狙う悪鬼が磐長姫に化身して剣を奪い取る。
宝剣が奪われたことに気づいた日本武尊が怒り、悪鬼と戦の末に退治し宝剣を奪い返して再び奉納するという物語。
磐長姫が鈴と扇を持って一舞
姫に身を変えても熱田神宮の宝鏡には醜い鬼の姿が映るといい、我が身の危うさを悟って宝剣を奪い逃げ去ります
そこへ日本武尊がセメで登場。
〽 自らは日本武尊これなり。
然るに悪鬼女と化し、かの宝剣を盗み取り、尊へ仇なさんとす、よって装束を改め、かの宝剣を取り戻そうと存じ候らえ。
蛇面に変わった悪鬼が現れ日本武尊との戦が始まる。
この戦いのシーンは、浜所で神楽が演じられる場合は、悪鬼と日本武尊が客席まで乱入したり、浜の漁港まで降りていって格闘したりと大暴れするのがお約束ですが、この日は会場が狭かったので舞台上の乱闘で終わりました。
ついに退治した証しに蛇面を刀で差し上げます。
悪鬼を退治し最後に全ての神楽が終ったということで、散らしの太刀舞です。圧巻です!
動画でどうぞ
