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2021.02.07 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

上宿和賀大乗神楽「七五三切」@2014第20回大乗神楽大会

さて本日は、2014年6月8日に行なわれた第20回大乗神楽大会から上宿和賀大乗神楽で七五三切です。

上宿和賀大乗神楽の由来については当日パンフレットより

「大正13年、宿表の小原和七が絶えて久しい神楽の再興を目指し秋葉大権現の火防祭で権現の門打ちを務め、翌12年に村崎野の館脇法全から「榊舞」の伝授を受けるとともに法印「法覚」の称号を授かり神楽を復活させました。平成25年からは斎藤貴幸が第4代庭元となりました。活動は、永明寺の守護神、可睡三尺坊大権現や和賀氏の氏神・白鳥神社、二子八幡神社の例祭に奉納する他、火防祭には三集落の全戸260戸を権現様で門打ちして歩きます。全33演目中15演目を所持」とあります。



七五三切舞は采をかぶった直面の三人の舞で、扇・錫杖・帯刀で舞います。

天の岩戸の前に張った注連縄を切る歳殺神・黄幡神・豹尾神の三神の舞いとされ、本地仏は、歳殺神が千手観音、黄幡神は胎蔵界大日如来、豹尾神は金剛界大日如来とされます。

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三人が抜刀して太刀くぐりをします。
この神達は、牛頭天王の八人の子供の神で八方位の吉凶神です。
この様に慈悲深く智慧ある仏達が、凶神の姿で天の岩戸の注連縄を切り落とす設定と考えられます。

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刃渡り神事の如し

DSC0203620160818111756.jpg

最後は一人舞となり、振り太刀で舞い納めます。

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動画でどうぞ


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2021.02.07 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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