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2021.02.04 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

長清水山伏神楽「神降ろし、権現舞」@2014第20回大乗神楽大会

さて本日は、2014年6月8日に行なわれた第20回大乗神楽大会から長清水山伏神楽で神降ろし、権現舞です。

この年の大乗神楽大会は鬼の館開館20周年記念の一環として開催され、招聘団体は20年ぶりに雄勝法印神楽を招いての大会でした。

ということで、最初は神降ろしからです。

その前に、長清水山伏神楽の由来について

その前に、長清水山伏神楽の由来について

「弘化2年(1845)に江釣子村大坊の法印、月光院から高橋弥惣治が伝授されていたとされ、現在で9代目の継承者となります。
月光院は、滑田の長根地区に所在する八坂神社の前身で、明治初年に修験道が廃止されるまで、江釣子村の荒屋地区にあった大坊という天台寺院でした。
これに関する資料として、大坊十文字には明治6年の「月光院宥道法印碑」が建立されています。かつては山伏神楽の全演目が伝承され演じられていましたが、現在では権現舞のほか幕もの一番が伝承されています。」

とのことで、現在の代表者は高橋文夫さんです。



長清水山伏神楽は大乗神楽系統ですので、神楽の最初に奏楽でもって神座に神を迎える儀式をし、最後には神上げで終わります。

まずは下舞から。 扇と鈴木を持っての舞に続いて数珠を持っての舞となります。

DSC0195420160818111855.jpg

権現舞は、火防や息災延命などを祈る祈祷舞であり、二人舞で一人は幕の後ろを持ち、もう一人が頭を持って歯打ちや四方拝をする。

DSC0196520160818111735.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2021.02.04 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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