新春に舞う! 下条和賀大乗神楽「権現舞」@2021北上パル新春公演
謹賀新年
皆様のご多幸と疫病退散をご祈念し、年頭の挨拶といたします。
当ブログでは、本年も東北の祭りと芸能を取り上げて参りますので、ご指導ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
さて、今年は例年どおりの正月行事ができないところも数々あったようです。すでに冬の祭りもほとんどが中止となっています。
この先が思いやられる訳ですが、その中でも行ける所にはでかけたいと思います。
そういうわけで、本日は北上市の商業施設パルにて行われた正月吉例の下条和賀大乗神楽さんの公演についてです。
下条和賀大乗神楽の由来について
「昭和50年代に北上市二子町小鳥崎集落の小笠原与三郎、小笠原賢光を師匠に権現舞と下舞を伝授した。
保存会は昭和57年に結成し、以来、地元神社奉納や部落内の門付けをしている。」ということです。
まずは下舞から
二頭立てで激しく歯打ちをしますが、まさに正月にあたって悪魔を祓うような音が館内に響き渡りました。
お神酒あげ
続いて柄杓で火伏せ祈祷ですが、特徴的な動きをします
そして身固めは、初売りで賑わう店内から子供を連れたお客さんが沢山あつまって無病息災の祈祷を受けました。
ステージ公演が終わると、二階フロアを門付けして歩きます。
まさに現代の正月風景とでもいいましょうか。
下条和賀大乗神楽さんでは、この日の公演前に地元の八幡神社と白山神社に参拝奉納してきたそうですので、折あらばそちらも取材したいと思います。
動画でどうぞ
