早池峰岳流種森神楽「岩戸開き」@2010花巻郷土芸能鑑賞会
さて本日は、2010年7月25日に開催された花巻郷土芸能鑑賞会から早池峰岳流種森神楽で岩戸開きです。
その前に、種森神楽の由来について
「種森神楽は早池峰岳神楽直弟子で石鳥谷町新堀明戸鎮座の新堀八幡神社に奉納神楽である。
文政五年(1822)沢藤伝五郎親子が、新堀に門付けに来ていた岳神楽に弟子入りし、文政十一年(1828)に神楽皆伝を得たことが伝わっている。
その後連綿と継承していたが、戦後に岳神楽で人手不足になると補うために出向いて神楽をすることもあったという。
種森神楽の舞い方や神歌は直伝当時の岳神楽の形態を残していて、後年には師匠神楽の岳神楽に元の形態を伝えたこともあったという。また、神唄にも南無阿弥陀仏や六根罪障などの仏教的な言葉が残っているなど貴重な神楽団体である」
天児屋根命が出て翁の舞となる
一舞した後に翁は幕前に立ち 幕内から舎文がかかり
〽 おうのう静まり給え 千代の御神楽の由来を詳しく尋ぬるに・・・
続いて舎文とともに幕を開ける
〽 天の岩戸ひらくれば~
天照皇大神と月読尊が出て千代の御神楽となります
面を取り装束を直して崩し舞にて舞納めます
動画でどうぞ
