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2020.12.12 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

金津流石関獅子躍「切り返し」@2020江刺民俗芸能フェスティバル

さて本日は、江刺民俗芸能フェスティバルから金津流石関獅子躍で切り返しです。

由来について、「江刺の芸能」他から引用する

「寛政5年(1793年)に仙台藩士犬飼清蔵から宮城郡国分松森村の嘉左衛門、浦田源十郎に巻物が伝授された。
その後、安永8年に源十郎から石関に獅子躍之巻物を伝授されている。
さらに享和元年に志田郡松山次橋村の遠山休左衛門より相伝の書を授かった。
文化8年の供養碑と、寛政5年の巻物の実存から、江刺地方の金津流の元祖であるとされている。」

とあります。現在の代表は小原剛一郎さんです。

演目の切り返しは、山野に群れ遊ぶ鹿の情操を表現した所作が特色。特に3人で踊る「中山狂い」で盛り上がり、女鹿狂い、最後は鹿の子狂いで終わる。

太鼓の調べの後に入り込みになります。

〽 中立入れろや 中立ちなければ 中がすぎない 中がすぎない



続いて本庭です。

〽 南より 白き雀は八つ連れて これのお庭に 羽を休めろ 羽を休めろ

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続いて、側鹿の三人狂いです。
〽 伊豆の中山越しかけて 小縞を揃え あいをきらばや あいをきらばや

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跳ねる

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そして跳ねる

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牝鹿も跳ねる

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最後は、側鹿が踊り跳ねる中で白鷺の唄がかかり一堂陣形を揃えて廻ります。

その後に中立をJ中心に鹿の子を回して舞い納めます。

といったところで今年の江刺民俗芸能フェスティバルの演目紹介を終わりますが、コロナ禍の中で開催にこぎつけた連合会会長様はじめ関係各位のご尽力に感謝申し上げます。

さて、この後に続く芸能発表の場は今の所皆無! さあてどうしよう

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動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2020.12.12 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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