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2020.12.10 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

金津流伊手獅子躍「島霧」@2020江刺民俗芸能フェスティバル

さて本日は、江刺民俗芸能フェスティバルから金津流伊手獅子躍で島霧です。

金津流伊手獅子躍の由来は、明治36年(1908)、江刺郡梁川村栗生沢(現奥州市江刺区梁川)の佐藤亀治等から伊手村曽木田の渡辺八百吉等が伝授されて創始した。
平成7年に現踊り組が五代目として相伝され、現代表は稲田文夫さんです。

現在は六代目の育成に力を入れているということで、この日は中高生の踊り手も混じっての上演。
そういえば、今年の8月13日に伊手の高林寺にて行われた盆供養の際にも若手が腕試しということで境内で踊ったのを思い出しました。



さて、島霧です。金津流独特の演目で、三人狂いに特徴があります。

本庭の長歌から始まります 〽 庭がよいとて面白や 四つの隅から 黄金湧きそうろう


一舞いして中立 〽 中立の 腰に挿したる しだれ小柳 しだれ小柳

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この後、二人狂いから三人狂いとスピーディーに展開するのが素晴らしい

三人跳び

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三匹があい争う

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二人跳び

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燕返しと烏跳ねの連続する躍動的な演目でした。
この日は、伊手と石関とで、島霧と切り返しを振り分けて演じたため、見る側にとっても参考になる上演でした。感謝!

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動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2020.12.10 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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