奥山行山流増沢鹿踊「礼庭」@2020江刺民俗芸能フェスティバル
さて本日は、江刺民俗芸能フェスティバルから奥山行山流増沢鹿踊で礼庭です。
増沢鹿踊の由来は「江刺の芸能」他より
「文政10年(1827)8月、伊手村二渡(現奥州市江刺区伊手)地ノ神の師匠吉衛門から伝授された。
現在11代目が受け継ぎ増沢郷土芸能保存会の鹿踊部として活動している。」
ということです。現在の代表は菊池清さんです。
保持する演目は、礼庭、女鹿狂い、案山子踊り、鉄砲踊りとなっています。
入り込みに続いて長歌
〽 参り来て お庭を見申せば 四方四角の 枡形の庭 枡形の庭
装束の特長は、前幕の両側に行山の文字と井桁に九曜紋の喉印、それに日の丸扇や鶴丸と倶利伽羅紋などでしょうか。
大口袴の前紋は矢車紋が入り、背面は唐獅子牡丹。流しには神功皇后と武内宿禰命の出陣図が描かれている。
中盤の三人狂
そして一人狂
増沢鹿踊の上演機会は、5/3の甚句まつり、8月お盆の百鹿群舞等。
それと、地元の新山神社では3年祭に奉納があるそうですが、祭りの場でも見てみたい思います。
動画でどうぞ
