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2020.12.06 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

奥山行山流増沢鹿踊「礼庭」@2020江刺民俗芸能フェスティバル

さて本日は、江刺民俗芸能フェスティバルから奥山行山流増沢鹿踊で礼庭です。

増沢鹿踊の由来は「江刺の芸能」他より

「文政10年(1827)8月、伊手村二渡(現奥州市江刺区伊手)地ノ神の師匠吉衛門から伝授された。
現在11代目が受け継ぎ増沢郷土芸能保存会の鹿踊部として活動している。」

ということです。現在の代表は菊池清さんです。



保持する演目は、礼庭、女鹿狂い、案山子踊り、鉄砲踊りとなっています。

入り込みに続いて長歌

〽 参り来て お庭を見申せば 四方四角の 枡形の庭 枡形の庭


IMG_413020201129113928.jpg

装束の特長は、前幕の両側に行山の文字と井桁に九曜紋の喉印、それに日の丸扇や鶴丸と倶利伽羅紋などでしょうか。
大口袴の前紋は矢車紋が入り、背面は唐獅子牡丹。流しには神功皇后と武内宿禰命の出陣図が描かれている。

中盤の三人狂

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そして一人狂

IMG_413920201129114828.jpg

増沢鹿踊の上演機会は、5/3の甚句まつり、8月お盆の百鹿群舞等。
それと、地元の新山神社では3年祭に奉納があるそうですが、祭りの場でも見てみたい思います。

IMG_414220201129115152.jpg

動画でどうぞ


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2020.12.06 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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