京津畑神楽「鶏舞」@2020一関民俗芸能祭 疫病退散祈願
さて本日は、一関民俗芸能祭 疫病退散祈願から京津畑神楽で鶏舞です。
その前に京津畑神楽さんの由来について定本より
「明治三五年頃、丑石新田の伊藤千松より神楽の話があり有志で習い始めた。
明治三七年、小山忠治が庭元となり、田河津高金の佐藤金治郎夫妻を招き、二ヶ年間滞在し神楽の指導を受けた。面、装束、用具等すべて佐藤金治郎夫妻の手作りで、京津畑神楽を創設した。
初代庭元小山忠治、現在の庭元菊地照夫は五代目である。」
とありますが、現在の代表は伊東光浩さんです。
京津畑神楽は天才神楽師と名声の高かった佐藤金治郎が妻女を伴って宿営しながら神楽を伝授したということばかりでなく、往時の芸態を伝えている貴重な神楽団体でもあります。
私が最初に京津畑神楽を見たのは10年ほど前のことですが、その後数年経ないうちに、地域の皆さんが神楽に取り組み、盤石な神楽団体へと変容しました。
今年はコロナ禍により中止となりましたが毎年秋に旧京津畑小学校で開催される山学校の催しとともに、神楽も永く続いていくことを祈念します。
動画でどうぞ
