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2020.09.26 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

早池峰岳系羽山神楽「権現舞」@2020羽山神社秋季例祭宵宮

さて本日は、羽山神社秋季例祭宵宮から早池峰岳系羽山神楽で権現舞です。

この日は、宵宮でしたので、神楽奉納の途中に拝殿で神事が始まると神楽は中断します。
例年ですと、この間に鹿踊や田植踊が奉納されていますが、今年はそれらが無いためしばし休憩となりました。

ということで最後の権現舞に行く前に再度羽山神楽の由来について

羽山神楽については当社の案内看板によると次のごとし

「度重なる火災により伝承記録は失われたが、その芸態から早池峰岳神楽の流れを汲むもので勇壮華麗な舞を特徴とする。神楽の由来を伝えるものとして江戸時代後期に書かれたと見える詞章本があり、また小田島宮司家(専蔵院)には文政3年の年記をもつ獅子頭に加えて隠居権現様と称され年代不詳ながらより古い様式をとどめる獅子頭が祀られている。」

とあります。



下舞です。頭持ちとシシコ取りの二人で連舞です。
岳神楽の系譜を引いていますが、所作に相違があり、古風な趣も感じられます。

IMG_085820200916183306.jpg

権現舞といえば、羽山神楽は湯本から二枚橋までの広大な地区を霞場として春祈祷をしているとのこと。
300軒余りもあるため、三年かけて全戸を門打ちして歩く。
1月12日の厳冬の頃に行われるということです、いつか追いかけてみたいと思います。

IMG_087520200916183710.jpg

尚、次の日の例大祭では山の神舞が奉納されたということでした。来年の初舞はあるのか?是非!

IMG_089520200916183934.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2020.09.26 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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