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2020.09.14 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

小友祭りはなかったけれども長野獅子踊は奉納せり

さて本日は、8月23日行われた遠野市宮守町鎮座の小友巖龍神社例大祭から長野獅子踊の奉納です。
今年はコロナ禍の影響で小友祭りは中止となりましたが、やはり奉納だけはということで最少人数で臨んだということです。

さて、長野獅子踊りの由来について大正10年書き写しの「獅子踊之由来」から抜粋すると

「其の節東山奥玉の生れ、東山奥丸と云う人御所に奉公の時なり。此の御方記念として始めたる踊なり。この聖武天皇より宝山半月踊と云う名称を賜りて、故郷に帰りて再びはじめ、其れより伝えしは、東山大原長泉寺より興庵篤隆と云う和尚、長野西来院を開創せしが、この時東山五書と云う友を一人連れ来たり、慶長二年(一五九七)の歳東山五書長野に教え、子孫繁栄と踊り伝えた
るものなり。」

とあります。つまり慶長2年に東山大原から小友に来た興庵篤隆のお供の東山五書なる踊り名人が長野にしし踊りを伝承したということです。



鳥居誉めです

IMG_052920200829104418.jpg

この日は気温が36度にもなろうかという酷暑の日でした。
獅子装束を身につけて踊るのは至難の技ですが、踊りきりました。

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最後にはお酒と御花があがったので投げ草です。

今年は遠野市内の獅子踊り団体は、ほとんど稼働していない状況です。
その中にあって長野獅子踊りさんは、奉納だけはなくしてはならないと頑張っておりました。

実はこの後にも隠れた奉納がありましたが、その件については次の機会に掲載します。

IMG_053820200829105638.jpg

動画でどうぞ


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2020.09.14 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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