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2020.09.07 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

赤谷神楽「鞍馬山の牛若丸・伴躍」@2020金成延年閣暑気払い公演

さて本日は、金成延年閣暑気払い公演から赤谷神楽で鞍馬山の牛若丸とそれに続いての伴躍(こおどり)です。

その前に、赤谷神楽さんの由来について

「明治二六年、鈴木築吉が庭元となり岩手県西磐井郡花泉町、上油田神楽の佐藤和三郎師匠の指導により、橋向神楽を創設する。
昭和二六年、工藤文市が庭元となり内容の充実を図り、赤谷神楽と改称した。
初代庭元鈴木蕊吉、現在の庭元工藤貞夫は五代目である。」

ということなそうです。現在の代表は工藤智徳さんです。

胴を取るのは工藤貞夫さんです。



演目は源義経が幼少期を過ごした京都の鞍馬山で天狗相手に修行を積み、源氏再興に励んだ日々の物語です。

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そこで愛宕山の天狗 太郎坊と

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熊野山の次郎坊

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剣術くらべをすることになりました。

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そこへ大天狗が割って入り、仲裁をする

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めでたく兵法を修めたことを祝って千代の御神楽を舞い遊ぶべしとなります。

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さて伴躍(こおどり)です。
崩し舞のことですが、当日パンフレットにはこう解説してあります。

「伴躍りとは、劇神楽の終わりに舞う神楽であり、舞台の四方を祓い清め、次に舞う神楽人の安全を祈願する舞でもあります。
この躍りは神楽を舞うときの手さばきや、足さばきの元となる舞であり、神楽に欠かせない基本の躍りでもある」

赤谷神楽独特の崩し舞です。

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動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2020.09.07 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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