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2020.07.22 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ剣舞

上鹿妻念仏剣舞@2009岩手県民俗芸能大会 ~剣舞で綴る浄土の世界~

さて本日は、平成21年7月12日に大船渡市リアスホールにて開催されました第62回岩手郷土芸能祭から上鹿妻念仏剣舞です。

由来については当日パンフレットより

「上鹿妻は、盛岡市の西北部に位置する水田地帯で、主要地方道、 東北自動車道が通る交通にも恵まれた地域です。江戸時代に鹿妻堰が開かれ以来、盛岡の穀倉地帯として、米作を始め、 野菜、 果樹栽培が盛んです。
上鹿妻念仏剣舞は、庭元の村上家に伝えられている巻物によると、正徳3年(1713)彦部 (現紫波町)から方々の村々を経て、宝暦12年(1762)に、今の村上家に伝えられました。」
ということです。現在の代表者は村上幹雄さんです。



五階の塔を戴く径約1.5メートル、重さ約20キロの大笠をもつ風流念仏踊りの1つです。
上演場所に向かうときは、伝来の巻物を首にかけた太夫(庭元)が扇子と数珠を持って先頭に立ち、脇太夫、音頭あげ、踊り手が行列して続きます。

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庭元らの衣装は着流しに妻折笠、踊り手は鈴つきの単衣に半幅の帯、腰に色とりどりのシキをたらし、妻折笠をかぶります。笛を吹き、音頭をあげながら歩き、橋や門の前を通るときは、褒める歌を唱えます。
平成7年には岩手県の無形民俗文化財に指定されました。
毎年8月13日に、地域の大松寺境内で踊りを奉納した後、初盆を迎えた家々や希望する家を回ります。隣接の町から招かれることもあります。また、神社の祭りでも演じています。」
ということです。

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動画でどうぞ



テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2020.07.22 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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