達谷窟毘沙門神楽「御神楽」@2020達谷窟毘沙門堂 鬼病即滅 祈願會結願法要
さて本日は、平泉町鎮座の国指定史跡達谷窟毘沙門堂にて祈願會の法要と毘沙門神楽の御神楽が行われるということで出かけて参りました。
この度の法要について達谷窟毘沙門堂さんによれば、今年の3月から「鬼病即滅」「悪疫消除」のための護国三部経読誦による祈願會を行ってきた。そして今日はその中のひとつである仁王般若波羅蜜多経読誦の結願法要を修するということです。
昨日から全国的に往来自由とはなりましたが、人々の不安は尽きません。
そのような中での達谷窟毘沙門様の御加護によって、一日も早い鬼病即滅を祈願する法要は心強いばかりです。
僧侶による読経に続いて達谷窟毘沙門神楽さんによる御神楽が奉納されました。
達谷窟毘沙門神楽さんの由来については定本より
「今から230年ほど前に始められたと言い伝えがあるが資料はない。
明治初期、水沢市北下幅神楽と、大正初期水沢市瀬台野神楽を指導し交流がなされている。
現在の神楽は、昭和四八年、平泉町平泉字上窟の阿部幸吉師匠の指導により復活したものである。
古い庭元のことは不明であるが、現在照井幸男が代表者となり世話している」
とありますが、現代表は照井幸子氏であります。
達谷窟毘沙門神楽さんは文字通り平泉の達谷窟毘沙門堂 別當達谷西光寺に奉仕する神楽として有名であります。
毘沙門堂での例祭には必ず窟内で御神楽を奉納しています。
コロナ対策として、この数ヶ月は神楽の稽古が全くできず、今回も公民館で1回練習しただけで奉納に臨んだということです。
そして3蜜対策として2人だけの舞となりました。
久々の南部神楽を拝見して心も晴れ晴れとし、また毘沙門天様の御加護によって疫病退散の恩恵に預かりました。
達谷窟毘沙門神楽の皆さん、ありがとうございました。
動画でどうぞ
