金津流野手崎獅子躍 「疫病退散祈願奉納」 奥州市江刺梁川金性寺
さて本日は、つい先日 令和2年5月31日に行われた金津流野手崎獅子躍の疫病退散祈願奉納の舞についてです。
今年は新型コロナウィルス感染による緊急非常事態宣言が出されて以降は、人が集まっての催事や活動が大きく制限され、既に秋頃までの祭りや芸能発表会等も中止あるいは延期という有様です。
そういった中で、芸能団体が個々に活動することも困難な状況でしたが、この日は野手崎獅子躍さんが地元の菩提寺にてコロナ退散!の舞を敢行しました。
しばらくぶりに生の民俗芸能にふれることができ、感動一頻りといった感じでした。
感謝申し上げるとともに、一日も早い疫病終息を祈ってやまない次第です。
といったところで、金津流野手崎獅子躍の由来について「えさし鹿踊図鑑」より
「梁川地区青年会有志が昭和46年に金津流梁川獅子躍の庭元で第八代中立であった平野重男氏に入門し、昭和56年に踊りの一切を相伝され、梁川金津流獅子躍と称して活動してきた。平成23年に金津流野手崎獅子躍と改称し奥州市指定無形文化財となっています。」
ということです。
門褒めから
境内にて
始まる前に菊池司さんが、「今年は上演の機会もなく、練習も全くできていないので、今日はどこまでできるか」と仰っていましたが、礼庭もきっちりと踊り通しました。素晴らしいです。
中立
三人狂い
雌獅子狂い
暑い日でしたが、皆さんお疲れ様でした。
今年は地元の松尾神社例大祭も芸能奉納は無いようですが、野手崎獅子躍さんは独自奉納も検討しているようです。
動画でどうぞ
