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2020.04.26 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

狼ヶ志田神楽「天の岩戸開き」@2011第36回胆江神楽大会

さて本日は、平成23年8月22日に行われました第36回胆江神楽大会から狼ヶ志田神楽で天の岩戸開きです。

その前に、狼ヶ志田神楽さんの由来について(南部神楽系譜調査報告書より)

「狼ヶ志田神楽は、文久元年神楽の祖、菅原甚太郎、菅原新右エ門、菅原今朝吉、小野寺長蔵等が、小山、中沢神楽の本庄板太郎より山伏神楽を伝授された。
明治二十五年十一月、菅原甚太郎が上昼沢佐藤家を通して達古袋と縁組をしたことから、西磐井郡萩荘村達古袋阿部徳太郎、小岩彦三郎両師匠より達古袋神楽を伝授された。
達古袋神楽は、達古袋に永住した羽黒山系山伏一七代元道常学院相模坊が指導したと言われる。
大正五年二の台、養ヶ森、大正八年恩俗、衣川雲南田等に狼ヶ志田神楽を伝授している。
明治二五年初代庭元菅原甚太郎より昭和四四年九代庭元青沼松男に引継がれている。」

現在の代表は高橋先雄さんです。

最初の登場は天児屋根命、翁の舞です。
神代の始まりを滔々と歌いあげます。



天児屋根命の呼びかけに応じて天宇受売命を始めとして神々が出てきます。

DSC0314420160818142408.jpg

手力雄命が岩戸を海に投げ込むと天の岩戸から天照皇大神が出現します。

DSC0314620160818135755.jpg

めでたく岩戸が開いたあとは、岩戸崩しの舞です。
四人で大きく舞いますので、ダイナミックです。

DSC0315120160818155027.jpg

動画でどうぞ

2020.04.26 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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