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2020.04.22 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

笹森神楽「明神舞」@2011第36回胆江神楽大会

さて本日は、平成23年8月22日に行われました第36回胆江神楽大会から笹森神楽で明神舞です。

この年は東日本大震災から半年足らずの開催日であったので、亡くなられた方々への鎮魂と被災した皆様方の復興を祈願しての神楽奉納ということになっていました。

ということで、笹森神楽の由来について

「大正九年鈴木亀之丞が庭元となり、前谷地神楽の米倉純治の弟子で佐々木伊治を師匠として指導を受け笹森神楽を創設した。
なお現在の舞は、前沢町古城松の木沢、佐々木勇師匠の指導によるものであり、地割舞、明神舞は胆沢町内でも笹森神楽のみである。
初代庭元鈴木亀之丞より現在の庭元村上勇吉まで四代目である。
昭和三五年一一月胆沢町民俗無形文化財に指定されている。」
とあります。

明神舞は「神楽式舞」13番中6番目の舞で、獣の荒れすさぶのを鎮める舞である。
地割舞、明神舞はともに悪魔を祓い鎮め、天下泰平、延命息災、五穀豊穣を祈念する舞である。ということです。



前半は狐面を付けてのネリ舞、後半は直面でのくずし舞です。
明神舞は山伏神楽の舞の手が数多くあり、祈祷舞となっています。

舞手は村上幸吉師匠でした。

DSC0308920160818135753.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2020.04.22 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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