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2020.04.17 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ田植踊り

都鳥田植踊「本田植踊」@2010第44回胆沢郷土芸能まつり

さて本日は、平成22年11月28日に行われた第44回胆沢郷土芸能まつりから都鳥田植踊の本田植踊です。



由来については「胆沢の民俗芸能」(昭和47年刊行)より

「伝によれば、都鳥田植踊の始まりは今から350年前寛永年間、都鳥要害の祖、千田美濃(元葛西氏の臣にて上衣川落合城主なりしも、葛西氏滅亡と共に都鳥に逃れて土着し、寛永十八年頃まで存命す)が農民に対し田の神を尊び、農民の労役を慰めかつ豊作を祝う踊りとして行わせたのが始まりといわれ、古い歴史と伝統をもって広く各地に伝承されたが大東亜戦争後はかかる古式豊かな芸能は次第にかえり見られなくなり、根絶の中にあってこの都鳥田植踊はよく今日まで伝承されてきている」
ということなようです。



いわゆる胆沢型の庭田植踊ですが、華やかな衣装を着て賑やかな囃子を奏でながら、小正月に農村の家々を巡っていた豊作の予祝芸能です。


DSC0071920160818135614.jpg

踊りは羯鼓踊りと奴踊りとに別れていますが、予祝芸能でありながら颯爽とした踊りぶりは武士舞を擬えた風もあり、往古には在郷の人々が楽しんで見ていたことが酔龍される。

DSC0072120160818135614.jpg

動画でどうぞ


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2020.04.17 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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