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2020.04.15 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

行山流都鳥鹿踊「礼舞、三番庭」@2010第44回胆沢郷土芸能まつり

さて本日は、平成22年11月28日に行われた第44回胆沢郷土芸能まつりから行山流都鳥鹿踊で礼舞と三番庭です。

行山流都鳥鹿踊の由来について、

「伊藤伴内(南三陸町志津川)の門弟のひとり行山清左衛門から伝わり、さらに寛政5年に平泉町の三代行水軒中津川清左衛門義胤から「行山流踊り」として伝授されたといわれ、以来今日までの永い間、多くの先輩達によって踊り継がれて来ました。」

とあります。

胆沢の鹿踊りには三つの系統があるといわれ、行山四郎兵衛を元祖とする(胆沢区)徳岡経由と、(一関市厳美町)山谷経由のものと、行山清左衛門を元祖とする平泉の達谷窟経由のものとがあるという。
都鳥鹿踊は平泉の達谷窟経由の麓行山躍で、同じく胆沢の供養塚鹿踊とともに水沢栃ノ木や金ケ崎細野・北方・御免等に伝承している。



背中の流しには冨士麓行山踊りと印され、五穀成就とあるので豊年満作を祈願する踊りでもあることがわかります。

DSC0070920160818135613.jpg

こちらは鹿に紅葉の絵と豊年躍と書いてある。正に田園地帯の胆沢らしい鹿踊といえます。

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入り込んで露払い

〽 寿福には地神皇神お立合い 拝み申せや我等連れづれ 我等連れづれ 

礼舞から三番庭と続いて踊る

〽 宿の姉子は幡を取り 上手七ツなからで八ツやつ拍子 九つこぶし綾の拍子織り 

DSC0071520160818135614.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2020.04.15 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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