旭の又神楽「三番叟」@2010第50回 大迫郷土芸能祭
さて本日は、平成22年9月23日に行われた第50回 大迫郷土芸能祭から旭の又神楽で三番叟です。
旭の又神楽はかつて、火ノ又と呼ばれていた旭の又集落に伝わる神楽で、「早池峰系山伏神楽推定分布図」では明覚院伝授1837年とあるのでかなり古い。
三番叟 幕出しは 〽 吉が野に 吉が野に 常にたえせぬ 瀧の水
大迫町史によると、旭の又の白山神社が開創されたのは、大同4年(809年)。旭の又神楽は、その数年後から奉納されているという記述があり、大迫町外川目地区で最も古い歴史を誇るという。
また、一昨日に掲載した八木巻神楽を始めとして大迫町内の岩脇や竪沢など周辺の集落に神楽を指導した師匠格としても知られる。
HP「ねこやま歳時記」によると「旭の又神楽は、大正7年頃から岩手県の県社(旧社格)であった志和稲荷神社の奉納神楽に制定されています。1960年頃までは、近隣の神社の祭礼等に招かれたり、通り神楽として周辺地域を巡る機会も多く、「忙しくて、出稼ぎのようだった」と旭の又神楽保存会会長の佐藤栄一さんは当時を懐かしみます。」
ということなようです。
動画でどうぞ
