上根子神楽「三番叟」@2010夜神楽の舞
さて本日は、平成20年7月5日に花巻市仲町三の丸公園にて開催された「夜神楽の舞」から上根子神楽で三番叟です。
上根子神楽さんの由来について
「明治3年の神楽本が伝承されているので、幕末期よりと言える。
北東北特有の山伏神楽の中でも、岳・大償系・黒森系など他の山伏神楽とは違う流れるような優雅な舞振りを基調とし、法印色の強い円万寺系神楽の特徴を色濃く伝えています。平成15年3月花巻市無形文化財指定。本拠である熊野神社では6月25日の例大祭の他、元旦祭奉納、2月の春祈祷の門付け等を行なっている。」
ということです。
円満寺系というのは神楽幕を見てもわかるとおり、二重の幕が神仏混淆を表している。
大乗神楽にも近いが、岩手県北の九戸神楽の要素も多分にあるようです。
この日は幕出しの歌掛けも子供たちでした
〽 よしのの よしのの 鶴と亀との戯れて、幸いこれたてまいらせたまい
三番叟は一舞舞ですが、この日は3人で仲良く踊りました。
次世代に期待します。
動画でどうぞ
