鵜鳥神楽「清祓」@2020釜石箱崎白浜巡行
さて本日は、鵜鳥神楽の釜石箱崎白浜巡行から清祓です。
清祓は神楽の始めに演じられる神楽の場を払い清める舞であり、手に持つ桃の枝は邪気を払う呪力があるとされている。(伊弉冉尊が黄泉の国で追い迫る悪鬼を払うため桃の実を投げた故事による)
カゴイは神下るで舞手が幕より出て、胴取りが「おりきてあそべ よもの神々」
舞手が開扇と桃の枝を前に立てて持ち、言い立てをする
「おう われこそはカムイザナギノミコトなり」
「このももたまの 御幣をもって 悪魔を祓い清め申す」
次に皿に盛った塩を持っての言い立て
「このところ清むるものは誰あらず まやまの榊ももうらの塩」と唱えて塩を撒く
最後に刀を持っての言い立ては
「この宝剣をもって この家この村を祓い浄め申す」と唱えて刀の舞となる。
清祓は番楽では露払いともよばれ、神楽の場を祓い清め、踏み鎮めるものということ。
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