阿久戸神楽「御所の五郎丸陣屋巡り」@2020第41回志波姫神楽鑑賞会
さて本日は、第41回志波姫神楽鑑賞会から阿久戸神楽で御所の五郎丸陣屋巡りです。
その前に阿久戸神楽さんの由来について
「明治中期、佐藤宗治が庭元となり南部神楽系城生野神楽の小野寺直師匠より神楽を伝授され、堀口神楽を創設した。戦時中一時中断したが、昭和四九年一二月有志により復活し、阿久戸神楽と改称した。
初代庭元佐藤宗治、現在の庭元佐藤錦は五代目である。」
とあります。現在の代表は村山栄利さんです。
建久四年(1193年)、源頼朝が催す富士の巻狩に実父・河津三郎の仇、工藤祐経も来ることを知り、曽我十郎祐成、五郎時致の兄弟は仇討ちを決意します。
陣屋は折悪く大雨流しく警成も一段と厳しさを増し、一の木戸、二の木戸は無事に通り越えたが三の木戸は祐経の重臣、宮形八郎重房が警固して居り通れず難渋する。
兄弟は、ここで思案の末、弥源次、弥源太と偽名を打って通り越えようとする所に、陣屋廻りの奥の小姓「御所の五郎丸」に見答められる。
宮形八郎重房の厳しい改めで通れず難渋するが、御所の五郎丸の機転によって無事に「三の本戸」を通り越える。
更に御所の五郎丸より、各陣営の紋所を五郎丸殿に教えられ、仇敵の工藤祐経は庵に木瓜紋と確認します。
動画でどうぞ
