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2020.02.04 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

駒堂神楽「曽我兄弟元服~母形見授けの場」@2020第1回新春くりこま神楽鑑賞会

さて本日は、第1回新春くりこま神楽鑑賞会から駒堂神楽で曽我兄弟元服~母形見授けの場です。

駒堂神楽さんの由来は定本から

「昭和五五年九月、鈴木九男が庭元となり同町文字の千葉徳市師匠を招き、部落有志の人達に神楽の指導を行い、文字駒堂神楽を創設し現在に至る。
初代庭元鈴木九男である。」

とありますが、現在の代表は菅原金雄さんです。

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さて、演目は曽我兄弟の仇討ち物語

曽我太郎祐信は曽我兄弟の父親河津三郎祐泰が亡き後に後家となった満江御前が再婚した相手で、曽我兄弟の烏帽子親となって二人を養育し、やがて成長した兄弟の元服に立ち会うこととなる。

〽 月日の経つのは早いもの 流れる水より尚早し

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祐信は、自分が育てた甥の河津三郎祐泰の子、 一万丸と箱王丸の兄弟が花の年頃になったことから元服のため兄弟を呼び出します。
兄一万丸は曽我十郎祐成、弟箱王丸は曽我五郎時致と改名した。そして祐信は日頃から心にかけている父上の仇討ちに向かうよう諭します。 兄弟も心得て、仇工藤祐経の首を討ち取ることを誓うのでした。

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そして、仇討ちに出掛けようとしたその時、母満江が兄弟を呼び止め形見の品として十郎には共切丸、時致にはうす緑の刀を授けるのでした。

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父の仇を取るのが武士の道と教えられ、富士の裾野の巻狩にと出向く場面です。

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動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2020.02.04 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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