上根子神楽「山の神舞」@2020円万寺系神楽初舞
さて本日は、円万寺系神楽初舞から上根子神楽で山の神舞です。
上根子神楽さんの由来について
「明治3年の神楽本が伝承されているので、幕末期よりと言える。
北東北特有の山伏神楽の中でも、岳・大償系・黒森系など他の山伏神楽とは違う流れるような優雅な舞振りを基調とし、法印色の強い円万寺系神楽の特徴を色濃く伝えています。平成15年3月花巻市無形文化財指定。本拠である熊野神社では6月25日の例大祭の他、元旦祭奉納、2月の春祈祷の門付け等を行なっている。」
ということです。
円満寺系というのは神楽幕を見てもわかるとおり、二重の幕が神仏混淆を表している。
さて山の神 幕出しは
〽 さんやはあ山の神 さんや さらさらと天降りまします山の神 和光の利益いやましにけり
いかにも山伏然とした装束でネリ舞 力強く手印を結んでの祈祷舞です。
後半は面を外してのクズシ舞
二本の刀を激しく振り回して悪魔退散、疫病消除
動画でどうぞ
