小瀬川神楽「三番叟」@2020円万寺系神楽初舞
さて本日は、円万寺系神楽初舞から小瀬川神楽で三番叟です。
小瀬川神楽の由来について「花巻市史第3巻」より
「小瀬川神楽は、花巻市湯口地区に伝わる円万寺神楽から伝授を受け、大正7年2月19日に舞初めを行った。
この時、円万寺神楽からは佐藤寿人、佐藤清右衛門、佐藤与四郎などが指導にあたった。
初代及川岩蔵、二代利勝、三代巌。」
ということで、平成11年(1999年)に花巻市の無形民俗文化財の指定を受けた。
2017年には創立100周年を記念して円万寺系三団体で鑑賞会と記念式典を行った。
現在、式六番の舞をはじめ円万寺流神楽を特徴づける千歳舞など15の演目を伝えている。
小瀬川熊野神社の祭祀神楽として神社の祭礼では神楽殿で奉納する。
また3月7日の神社の春祭りには権現回しを行うという。
円万寺系神楽の三番叟は、比較的テンポ早く、舞手が跳躍を多彩にするなどの特徴がある。
この日の舞手は高校3年生とあって、身軽で若々しい舞となりました。
動画でどうぞ
