山ノ神神楽「八幡舞」@2019第15回登米市民俗芸能大会
さて本日からは、昨年の7月7日に開催されました第15回登米市民俗芸能大会のリポートとなります。
かなり前のことではありますが、掲載していなかったので気になっていました。
で、トップバッターは山ノ神神楽で八幡舞です。
その前に山ノ神神楽(別称 滝沢流南部神楽)さんの由来について
「神楽に関する文献資料等は現存しないが、江戸時代に法印神楽として行われてきたものが明治維新の禁令により法印神楽が途絶えたため、大正5年(1916)に若柳町の千葉盛を師匠に迎え、南部神楽として会員17名で復活したのが「山ノ神神楽」と言われています。
昭和44年に迫町無形文化財にしてされ、平成17年に登米市無形文化財に指定されました。
保持する演目は、天の岩戸開き、天の叢雲の劔、八岐の大蛇退治、水神明神舞、三番叟、翁舞、水神舞、八幡舞、西ノ宮大神宮、牛若丸東下り、屋島合戦、一の谷の合戦 などとなっています。」ということです。
そして現在の代表は高橋章一さんです。
登米市の神楽団体は、隣接する法印神楽の影響かもしれませんが比較的神舞を多く演じられているようです。
山ノ神神楽さんは平成八年から地元の新田第一小学校の児童に御神楽を指導し、子供神楽として地域に根付いている。
しかし、その後小学校の統合などにより子どもたちへの指導は中断していたが、平成22年から子供神楽経験者から若手の後継者が育ち継承に務めているということです。
この日も鉦摺りの3人と、舞手には小学生から高校生も混じっているということです。
舞の手は子どもたち用にアレンジされていますが、何となく山ノ神神楽の特徴がわかります。
山ノ神の本地を語る部分は皆で大きな声で歌い上げているのが大変良いと思いました。
動画でどうぞ
