一年の締めくくりに山の神舞で年越し
早いもので今年もあと数時間を残すばかりとなりました。
今年は個人的にもいろいろと変化のあった年で、来る新年はとの願いから山の神の年越しは過ぎてしまいましたが、山神舞で締め括ろうという魂胆です。
ということで、今年の早池峰神社例大祭宵宮から大償神楽で山神舞を取り出しました。
舞手は神楽王子です。
山の神とは大山祇命のことで、春は里に降って田の神となり、秋には山へ帰って山の神様になる。
九字を切り、不動心印を結んで厄を祓い鎮める最高の祈祷舞となっている。
今年もたくさんの祭りや民俗芸能の場に出かけましたが、異口同音で語られるのは少子高齢化と過疎化による後継者難です。
そんな中でも若い担い手が溌剌とした舞を見せてくれるのは心強い。これからの活躍に期待する。
最後になりましたが、今年も好き勝手なことを並べ立てた一年でした。
来年も郷土の祭り、東北の民俗芸能を盛り上げるため東奔西走いたしますので、よろしくお願い申し上げますと共に、皆々様にとっても佳き年が舞い込むよう祈念申し上げて大晦日の挨拶と致します。
動画でどうぞ
