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2019.11.24 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

平倉神楽「稲田姫の舞」@2019石鳩岡神楽交流会

さて本日からは、11月24日に遠野市たかむろ水光園を会場に行われました第14回早池峰岳流石鳩岡弟子神楽共演会のリポートとなります。

この会は石鳩岡神楽の弟子神楽である遠野市の平倉神楽と北上市口内の綾内神楽とで互いの交流等を目的として開催して今回は14回目を数えました。私も2005年に東和町の雲龍案があったころから拝見している神楽共演会です。

神楽に先立って石鳩岡神楽、平倉神楽、綾内神楽で神降ろしの奏楽です。



トップバッターは平倉神楽で稲田姫の舞ですが、平倉神楽さんの由来については「遠野の民俗芸能」等より

「明治34年旧宮守村塚沢の塚沢神楽から二代にわたって指導を受け、その時、神楽幕及び権現様をいただいている。
戦時中に中断していたが、昭和30年頃からは神社での神事のみ行った。昭和60年ごろに小学生のシンガクを復活させ八幡宮例祭等に参加するようになった。
平成12年から岳神楽の直系である石鳩岡神楽から一の倉保氏を招いて指導を得、本格的な幕神楽の練習を開始して今に至る。」

とあります。

20191124111406IMG_5685.jpg

さて、演目は稲田姫です。いわゆる八岐大蛇の物語です。

幕出し歌は 〽 ハイ― 稲田姫ェー


手名椎足名椎と稲田姫が平伏す所に素盞嗚尊が現れ事の次第を尋ねて、自らが退治せんと宣言します
足名椎と


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手名椎

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稲田姫

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そこへ素戔嗚尊が現れてヤマタノオロチを退治することを宣言する

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かくて邪神との戦 ヤマタノオロチは蛇なのでオキ笛を吹きつつ素戔嗚尊に襲いかかる

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めでたく邪神を退治した跡は千代の御神楽となりますが、lここでは御神楽ということもあるのか扇や鈴木を投げての神楽舞となっているようです。

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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2019.11.24 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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