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2019.11.17 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

笹谷流三ヶ尻神楽「御神楽」@2019第39回金ケ崎町郷土芸能発表会

さて本日からは、11月17日に行われた第39回金ケ崎町郷土芸能発表会のリポートとなります。
トップバッターは笹谷流三ヶ尻神楽で御神楽です。

その前に由来について当日パンフレットより

「明治16年創立で、祖師は胆沢町小山の十文字神楽,山伏神楽と推測されます。
狂言神楽を一関厳美,猪岡深立目、佐々木栄治氏より山谷流を伝授され、民間人神楽として急速に発展し、明治38年から活動し今日にいたっています。
それからの活動が認められ、昭和45年11月1日金ヶ崎町指定無形民俗文化財となりました。
特色は12の舞があり、その舞は劇的です。中でも御神楽は天照大神が天の岩屋にとじこめられたとき、八百萬の神々が岩戸の前で舞われたことが神楽の始まりで、厄払い.家内安全、無病息災等を対象としています。
現在は毎年、三ケ尻地区の春,秋祭りの祭り、地元の日吉神社へ奉納、または地区行事等に随時奉納しています。
平成元年より毎年、三ヶ尻小学校の運動会において、4年生,5年生6年生が御神楽を踊っています。」

ということですが、現在の保存会代表は藤原聖さんです。



最近では御神楽舞手の子供たちの親御さんが神楽衆に加わるなど、今後の活動に希望が持てます。

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現在上演できる演目は御神楽のみとなっているが、本来は式舞7番、狂言神楽14番を保持していたという。(金ヶ崎の文化財Ⅱ)

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三ヶ尻神楽さんは前谷地神楽からの伝授ということで笹谷流としていますが、御神楽に関してはむしろ胆沢神楽の影響が見て取れますので、様々な変遷があったことが推量されます。

20191117133122IMG_5507.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2019.11.17 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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