末角神楽「岩戸開きの舞」@2019第47回川井郷土芸能祭
さて本日からは、11月3日に開催されました第47回川井郷土芸能祭のリポートとなります。
トップバッターは末角神楽で岩戸開きの舞です。
由来については「川井村の郷土芸能調査報告書」より
「神楽の家元の豊坂家では昔四代「神道さん」が続いた時がある。2代目の豊坂因幡が早池峰神社氏子の願い出を受けて文政2年(1819)に津守兵庫(大槌代官所の関係者といわれる)から神楽を習得した。現在は周辺の神楽の影響を受けているが、もともとは社風(みやぶり)神楽である。」
加茂神社付属の神楽として伝承され、かつては沿岸部へも門付けに歩いたということです。
末角神楽さんがこの日の最初の出番であったことから、まず打ち鳴らしから始まりました。
さて岩戸開きの舞です。
幕だしがかかります
〽 ヘーヨーハイ岩戸です
天児屋根命が出て翁の舞ですが、かなり重厚です。
岩戸開きの由来についての舎文がかかったあとに導かれるように天手力男命が出て天児屋根命とともに一舞
天手力男命が幕を上げて岩戸を開き、天照皇大神と月読命が出て一巡り
最後は面をはずしてのくずし舞で舞い納めます
動画でどうぞ
