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2019.09.23 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

長下田鳥舞愛好会「鳥舞(西の雲舞)」@長下田神楽創立70周年記念奉納神楽

さて本日は、長下田神楽創立70周年記念奉納神楽から長下田鳥舞愛好会で鳥舞(西の雲舞)です。

いや、長下田鳥舞愛好会と題したが実はこの鳥舞の構成員は長下田地区にとどまらないということを保存会の方から聞きました。



もともと長下田神楽では、地元の石越小学校に鳥舞指導を行ってきた。

その下地があった女性たちが鳥舞をしようと思い、それに他地域からきた人々も加わって稽古を始めたということのようです。


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岩手県一関市から宮城県栗原市・登米市に敷衍している神楽の御神楽から発展した鶏舞が、神楽から独立した芸能として受け入れられ喝采を浴びている。

それは南部神楽において段事の緻密重長な演じ方に対して、軽快で華やかで習得も比較的容易であったこともあろう。

そして何よりも小中学校の教育に取り入れられ、誰でも幼少期に習得していた所作なので、再び仲間とのコミュニティーづくりにと思いいたすのも無理はない。
かくして、ここ長下田の地に鳥舞の発足をみるに至ったのである。

何よりも踊っている舞手女性たちの楽しそうな笑顔が全てを物語っていると思う。
民俗芸能とはこうでなくてはならぬ。

20190922134514IMG_4243.jpg

話に聞けば更にメンバーが増えるらしいとのこと。
いっそ神楽大会にも出て、溌剌とした舞で南部神楽界を盛り上げてほしいと思いました。

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動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2019.09.23 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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