白浜神楽「保名捕われの場」@第59回宮城岩手選抜神楽大会
さて本日は、第59回宮城岩手選抜神楽大会から白浜神楽で保名捕われの場です。
その前に、白浜神楽さんの由来について定本より
「昭和45年1月、栗原善三が庭元となり、宮城県栗原郡栗駒町、栗駒神楽佐藤佐吉師匠と花泉町大門神楽の菅原誠師匠の指導のもとに、白浜神楽を創設した。
初代庭元栗原善三で現在に至っている。」
とありますが、現在の代表は千葉良夫さんです。
お家再興の祈願にと泉州信田明神に参詣した安倍保名が祝宴の幔幕を張っていると一匹の白狐が助けを請うて飛び込んでくる。
心優しい保名は白狐を自陣の幔幕の内に隠します。
そこへ石川悪右衛門が狐を追ってきて、白狐の行方を尋ねますが、それに応じない保名に対して縄を掛け、あくまで白狐を出せと迫ります.
事の始終を見ていた白狐は、来盤上人に身を替えて悪右衛門を諭して保名を解放させます。
来磐上人は、我は先程命を助けてもらった白狐なり。恩返しに保名様をお助けしましたと打ち明けて信太の森へと帰ります。
で、来磐上人から白狐にと面の早変わり場面。見事ですね良夫会長さん。南部神楽にもこういう仕掛け沢山あるといいな。
動画でどうぞ
