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2019.09.13 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

館下神楽「法童丸庭園の場」@第59回宮城岩手選抜神楽大会

さて本日は、第59回宮城岩手選抜神楽大会から館下神楽で法童丸庭園の場です。

その前に館下神楽さんの由来を定本より

「昭和五三年四月、田中安雄が庭元となり神楽愛好者数人が、志波姫の刈敷神楽佐藤典雄師匠の指導を受け、舘下神楽を創設した。刈敷神楽は、栗駒町栗原神楽の佐藤正吉師匠の指導により復活したという。
初代庭元田中安雄、現在の庭元曽根英寿は二代目である。」

とあります。館下神楽は築館町の団体で現在の代表者は柳澤良夫さんです。



さて、演目は心ならずも敦盛を討った熊谷次郎直実が敦盛を葬った後出家して蓮生坊と名乗った。
蓮生坊は法然上人の弟子となり、加茂の明神下り松の下で拾った敦盛の子法童丸を七歳になるまで育て上げた。


法童丸

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ある日、法童丸が庭園で鳥の親子を見ながら「私にはなぜ親がいないのか」と嘆いた。

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そして、親代わりの法然上人に実の親に会わせてくれろと泣きつきます。

法然上人は、しからばこれより加茂の明神に七日七夜の祈願をかけよ、されば母親に会えると法童丸を諭し、納得した法童丸とともに千代の御神楽を舞う。

20190907135542IMG_3355.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2019.09.13 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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