吉里吉里虎舞講中と火伏せ @吉里吉里祭り2019
さて本日は、吉里吉里祭りから吉里吉里虎舞講中です。
由来について
「:約300年前の江戸時代、盛岡藩に海産物を手広く扱う前川善兵衛という豪商がおり、店が大槌町吉里吉里にあったことから吉里吉里善兵街と呼ばれた。
三代目善兵衛助友が千石船で江戸や大阪に繰り出し、交易に励んでいた頃、慶徳5年(1716年)江戸の竹本座で近松門左衛門の浄瑠璃「国姓爺合戦」の―説「千里ヶ竹」の大虎退治の場面に感動を受けた。
郷土に帰つた三代目、虎舞の頭を赤土で造り、踊りの振りや、笛・太鼓の囃子をつけ、現在の舞にしたといわれている。
虎頭は、善兵衛助友お抱え鍛冶屋(現在の三浦宅)に預けていたが、近所の北田、花道の両地区14軒の人達がこれを譲り受け宮内どん北田政彦さん宅に収め「国姓爺合戦」の中で大虎を退治する「千里ヶ竹」の場面を舞踊化し、笛と太鼓の囃子をつけて、今の様な虎舞にしたと言い伝えられている」
ということです。
この日は午後一番の門打ちとして消防屯所前で虎舞が行われました。
消防屯所だけに火伏せの祈祷とばかりに屋根に上がった虎たちが半鐘を鳴らしつつ激しく一踊り。
まさに火伏せの虎舞です。中新田のより迫力あるなぁ。
そんな訳で駐車場で通り舞
和藤内との戦いで、虎が退治され道行きとなる
和藤内が天照皇大神の札を掲げていますが、吉里吉里に鎮座する天照御祖神社に奉納する虎舞であることも意味しています。
さて、盆からまつりの吉里吉里祭り、来年は宵宮に来てみようか。
動画でどうぞ
