安家鹿踊@第53回岩泉町郷土芸能祭
さて本日は、第53回岩泉町郷土芸能祭から安家鹿踊です。
由来について当日パンフレットより
「安家鹿踊りは、明治末期頃に田野畑村菅の窪に古くから伝わる鹿踊りが、尾丸部峠を越え伝承されたといわれています。
田野畑と同じく「鹿踊り」と「念仏剣舞」があります。
終戦後の混乱期あたりから衰退し、30年余り途絶えていたものを、昭和56年に復活させ、安家鹿踊り保存会として伝承活動をしていたのですが、平成24年に前保存会長が病で亡くなってしまい、活動も停止してしまいました。
平成28年春に有志により復活披露し、その後正式に保存会として安家鹿踊りの伝承と継承に取り組んでいます。」
ということですが現在の保存会会長は上脇竜太さんです。
安家の鹿踊は菅の窪からの伝承とありますが、岩手県内沿岸部の幕踊り系鹿踊では北限となります。
岩泉の鹿踊は、剣舞を伴ったものと、鹿踊のみで大念仏をかけるものに大別できるようです。
菅の窪から伝わった安家鹿踊も鹿踊と念仏剣舞があるということですが、この日は鹿踊のみでした。
本来は囃子方に笛もあったと思われますがこの日はありませんでした。
舞は軽やかに跳ねる所作の多いものでしたが、他の演目も見てみたいと思いました。
動画でどうぞ
