岩泉高校中野七頭舞@第53回岩泉町郷土芸能祭
さて本日からは、8月18日に開催されました第53回岩泉町郷土芸能祭のリポートとなります。
今年の持ち回り会場は大川地区の門小学校校庭と、盛岡市からも比較的近い場所だったので、かねてよりの念願かなって岩泉の芸能を堪能していまいりました。それにしても暑かった。
で、トップバッターは地元の岩泉高等学校の皆さんによる中野七頭舞です。
団体紹介が当日パンフレットにありましたので転載します。
「本日は、岩泉町郷土芸能祭にお招きいただき、ありがとうございます。
郷土芸能同好会は、今年度新入部員13名を迎え、31名で活動しています。
昨年は町内を始め、県内外から多くの依頼を頂き、多くの方々に、日頃の練習の成果を見て頂きました。
中でも長野県で行われた「全国高総文祭」では沢山のご声援を頂き、全国に中野七頭舞の魅力を発信できたと思っています。
私たちの目標は10月12日(土)に北上市さくらホールで行われる県大会での最優秀賞受賞です。
「全国高総文祭」高知大会出場を目指して、出場に値する演舞ができるよう、日々精進を重ね、岩泉町の皆さまに最高の報告ができるよう頑張りますので,これからもご声援をよろしくお願いいたします。」
ということです。
中野七頭舞については後日において、岩泉高校の七頭舞は昨年度全国高文祭に出場しました。
「平成2年度郷土芸能同好会発足。同年の第14回全国高等学校総合文化祭郷土芸能部門に出場し、優秀賞受賞及び東京公演を皮切りに、同7・14・18・26・28・29・30年度も全国高文祭芸能部門に出場。
26年度には優秀賞・文化庁長官賞を受賞、同年の岩手県高文祭郷土芸能発表会で特別賞を受賞。同年、岩手県主催海外文化交流連携事業でパリ日本文化会館の演に参加。28年度の全国大会では優良賞を受賞。昨年度の県高文祭郷土芸能発表会でも最優秀賞を受賞し、今年度全国大会出場の切符を手にしました。」
今や高文祭の常連チームとなりましたが、その活動環境は厳しいものがあると推察します。
少子高齢化による生徒数減、震災や台風被害などの中でも、故郷の芸能を大事にして継承している姿には感服いたします。
今年の10月には県高文祭が北上市で開催されるようですが、是非頑張ってほしいと思います。
動画でどうぞ
