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2019.07.25 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

赤谷神楽「安倍保名 捕われの場」@第42回みちのく神楽大会

さて本日は、第42回みちのく神楽大会から赤谷神楽で安倍保名 捕われの場です。

その前に、赤谷神楽さんの由来について

「明治二六年、鈴木築吉が庭元となり岩手県西磐井郡花泉町、上油田神楽の佐藤和三郎師匠の指導により、橋向神楽を創設する。
昭和二六年、工藤文市が庭元となり内容の充実を図り、赤谷神楽と改称した。
初代庭元鈴木築吉、現在の庭元工藤貞夫は五代目である。」

ということなそうです。現在の代表は工藤智徳さんです。



安倍保名が、お家再興と母の病気平癒を祈願するため信田明神に参詣しに来ます。

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すると祝宴の幔幕の中に一匹の白狐が助けを請うて飛び込んできたので、憐れに思い匿います

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そこへ白狐を追ってきた石川悪右衛門が幕前で大音声で呼ばわります。

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ここに白狐は逃げ込まなんだか、おれば早々にここへ差し出せと。
口論になり、悪右衛門は保名を縄にかけて責め立てます。

すると、白狐が变化した頼範上人が命あるものを救うのが仏の道と諭します。

20190721232146_DSC3818.jpg

晴れて開放された保名に、白狐は自身の本性を語ります。

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動画でどうぞ


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2019.07.25 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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