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2019.06.27 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

江繋早池峰神楽「三番叟」@北上山地民俗資料館小国分館 第2回神楽共演会

さて本日は、北上山地民俗資料館小国分館 第2回神楽共演会から江繋早池峰神楽で三番叟です。

その前に江繋早池峰神楽の由来について

「江繋は、古来から信仰を集めてきた霊峰早池峰山の登りロに位置し、閉伊七社明神のひとつである八坂神社に奉納されている。権現様(獅子頭)には、元禄3年(1690)と記銘されているものがある。
地区内8社の例祭で神楽を奉納し、11月の江繋収穫祭などで神楽を披露している。
かつては下村神楽とも言われた。江繋地区では、神楽、鹿踊、剣舞、さんさ、御戸入、豊年踊りを伝承しており、小学生から高校生を中心に地区一体となって伝承活動に取り組んでいる。
式舞として鶏舞、翁舞、三番更、山の神舞、八幡遊のほか、勢劔、一草、庭雀、寅走り、天女などを伝承している。」

ということです。 現在の保存会代表は田頭勇人さんです。



さて、三番叟

雲張りです

〽 ヨーホー 三番叟はいつの神代ぞ申すぞや
   とうとう鳴るは滝の水 日が照るとも よすが野に よすが野に
  鶴とも亀とも 戯れば これ幸いと舞遊ぶ

S1750015.jpg

舞い方は軽快で、四方を巡るといよりは前後に動き、道化所作の根本的な動きが続く。

20190623130434IMG_2173.jpg

〽 上を見たれば上の鴎はゆっくり流れ行く 下を見たれば下の鴎もゆっくり流れ行く
   中を見たれば中の鴎は  仲良く流れ行く

20190623130518IMG_2174.jpg

最後は幕をかついでめでたく舞い納めます

20190623131018IMG_2176.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2019.06.27 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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