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2019.06.12 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

館下神楽「法童丸亡き父との対面の場」@第15回神楽共演石越大会

さて本日は、第15回神楽共演石越大会から館下神楽で法童丸亡き父との対面の場です。

その前に館下神楽さんの由来について

「昭和五三年四月、田中安雄が庭元となり神楽愛好者数人が、志波姫の刈敷神楽佐藤典雄師匠の指導を受け、舘下神楽を創設した。刈敷神楽は、栗駒町栗原神楽の佐藤正吉師匠の指導により復活したという。
初代庭元田中安雄、二代目は曽根英寿である。
保持する演目で代表的なのは御所の五郎丸陣屋巡りの場、法童丸庭園の場、安倍保名一代記 等となっています。」

ということですが、現在の代表者は柳澤良夫さんです。





さて、演目は源平合戦一の谷で熊谷次郎直実に討たれた平敦盛の一子法童丸が法然上人に預けられ、やがて自分の身の上に疑問をもったことから始まります。

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自分の父はどこにいるのかと法童丸に問われて連生坊は父敦盛の墓所を教えます。

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播州一の谷茅野が峯の奥にあるという父の墓を探して来てみると薄が生えているばかり。

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そこで母より授かりし短剣を杖に暗闇を探すと、亡き父と対面します。

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法童丸は父の姿を見て旅の疲れで寝てしまう。
敦盛は法童丸に自分の菩提を弔うよう言い聞かせて消え去ります。

目が覚めた法童丸は敦盛の姿が消えたことに驚くとともに、父の姿が元の墓所に戻ったことを嘆きます。
そして今あったことを母玉織姫に聞かせるために母の元へと急ぎます。

20190609114040IMG_1845.jpg

動画でどうぞ

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2019.06.12 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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